木工制作

とんでも座椅子

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箪笥再生の作業を休んで、途中受注した座椅子を作ってました。

例によって簡単な図面を描いて、いつもの作業台脇の開き戸に貼って製作開始。

途中経過抜き、いきなり完成です。

600X540っていう、とんでもない大きさの座椅子です。この上に座布団を置いて座るからと言って施主が固執したサイズなんです。

そんなら座布団を小さくしろよな!って口から出かかりましたが、そこは施主様ファーストがモットーの弊工房でございます。黙って受けました。

実は懸念があって、これだけの大きさでポリエステル紐の座編みをすると、座枠が紐の張力で撓んでしまう可能性大なんです。更に座って体重が掛かると撓みは大きくなります。それを何百回も繰り返されると、悲しい結末が待っているような気がします、最悪座った途端に座枠が折れてショック死っていう事態も考えられないことはアリマセヌ。

で、あれこれ考えた末、上の写真のような構造にした訳です。これなら左右と奥側の桟には張力は掛かりません。

但し、手前側の桟には張力が掛かっているので3mm程内側に撓んでいます。単なる気休めに終わるかもしれません。

サイド側の座枠ですが、やはり中央部で2mm程内側に撓んでいます。外側の脚に繋がる桟はまっすぐ(当然ですが)なので、椅子全体が歪む恐れは無いようです。暫くすると紐の張力が落ちてきて落ち着くと思います(タブンね)。

座椅子の場合は畳や絨毯の上で使われることが多いので、スキー板みたいな畳摺りを履かせてあげました。

作業日数は4日半ってとこでしょうか。2脚の注文だったので助かりました。2脚もどうするんじゃろうという疑問は残ったままですが、ま、良しとしましょう。

良い施主様でした。

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