木工制作

古箪笥再生プロジェクト その6

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先の見えなかった古ダンスの再生ですが、大分形になってきました。

大きく上下2段に分かれた、上の段になる部分です。

左に開き扉があり、この部分には和装の長襦袢やらお腰やら(やらしいわね)を収納する幅80cm程のトレイ状の小引き出しが仕込まれます。

右上段の開き扉は手提げなどの付属品、下の3枚の引き出しには帯締め等の小物が入るんだと思います。

塗装が完了したので本来の位置にセットして全体の印象を見ているところです。

左の開き扉の蝶番の釣り込みはまだです。この部分は最終納品直前になります。

右上部の引き扉の内部です。ここも和紙を貼って仕上げました。

右下の引き出し3枚も内側は和紙貼り仕上げです。

左の開き扉内部のトレイをセットする左右の壁面パーツは、既存品の余りの酷さに怒りを覚えて新調しました。9mmのシナベニアに厚8mmの摺桟を、4mmの深さの溝に埋め込んであります

既存品はこういう物です。ベースの杉板は割れており、釣桟は釘止めで、12本のうち5本は浮いてました。割れの位置を見ると、完成後に割れたものではなく、最初から割れた板が使ってあったように思えるのはワタクシの偏見でしょうか。

扉に使う蝶番は右側の綱島製を奢ってあげます。左はカナダのメーカーの物ですが、かなりグレードが違いますよね。

下部の大きな引き出し3枚を仕込む部分です。

当然ながら引き出し内部は和紙貼り。

引き出しを差してみましたが、外枠が左に傾いています。 和ダンスの場合は、外枠の形は背板で決めていたようですね。背板が無い状態では枠はグラグラです。その代わり背板は接着剤と木釘で雁字搦めに固定してありました。

外枠の帆立にはチェリーの薄板を貼ります。この部分は設置した時見える部分なので、こうでもしなければ見た目が悪くてどうしようもありませんからね。

あ、削ってあるのは浮いてた部分です。電動鉋でジャジャって削っただけです。親方に褒めてもらえるかしら。

まあこんなところで我慢しちゃってください。

このあと2つのパーツをセットする外枠を作ります。作りますが、本プロジェクトはまたまた一時中断します。年内に納品しなければいけない小品が3つあるので、それをやっつけなければいけないタイミングなんです。

その6 終わりでっす!!

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