木工制作

飾り棚・その4

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前の記事でコクってしまった失敗。そうです、棚板や鏡板の縦寸法が全て4mm短くなったっていう魔訶不可思議な出来事なんですが、一晩考えて原因らしきものが判明したかもしれません。

最初に考えたのは定規の目盛りの読み違いですが、これは即座に却下。目盛りの読み違いは、普通5mmとか10mmとかいう単位で起こります。今回は2種類の違う寸法の材を加工したのですから、どちらも4mm間違えることは考えられません。

もう一つ考えたのが、ストッパーに4mmの材が挟まっていた、又はストッパーの固定が甘くて動いてしまったという可能性です。これも秒殺却下。2種類10枚の加工ですから何かが挟まっていれば途中で気づかない筈がありません。固定が甘いストッパーが動くと、10枚全てが同じ寸法違いにカットされるというのはちょっと考えにくいです。

確たる証拠や記憶は無いんですが、理屈上これしか無いという結論を得たので報告します。

フェンス右側にストッパーがあります。ストッパーに当たっている辺はあらかじめカットしてあり、直角は確認してあります。この状態でスライドレールを押して左右の寸法を予定寸法にカットします。ストッパーのセットは同じ寸法の材のカットが終わるまで触ることはありません。

木口に規定寸法の墨が打ってあり、刃をこういう風にセットします。当たり前ですよね。

間違いはこの映像の様にして起きたと考えられます。刃のセット位置をストッパー側の内側にしてしまったと思えるのです。いえ、それしか納得できる原因が見当たらないんです。

このチップソーの理論上の刃幅は2.8mmです。 框材に嵌めこむ場合、寸法ぴったりでは当りが出て上手く組めない場合があるので1mm程度短めに作っておくのがOYA-G流です。上の写真でも墨線から少し控えてありますよね。

かくして2種類10枚の材全てが4mm短くなったと考えられるのです。

いえ、確証は無いですよ、モチロン。

それに原因がわかったからって、短いものが長くなるわけはないのであって、何の意味もないって言われればそれまでの事ですが、これはショックだったです。

ずいぶんたくさんの失敗や錯誤を繰り返して来ましたが、こういう失敗はちょっと記憶にないです。

年取ったんかなあ・・・・・・・・・・・グスン・・・・・・。

棚板4枚は、中央にある桟の幅を7mm大きくすることで誤魔化せます。

ほらね。手戻りは痛いんですが、これだとそれ程の手間ではないです。

問題は左ウイング下部の収納庫の妻手側の鏡板。4mm短いということは上下に2mmづつ隙間が空くって事ですが、どう考えてもみっともないですよね。まあ仮組して駄目なら作り直すしか無いって事になります。

でも、上下に2mmづつ均等に隙間を開けて組む事自体がちょっと難しいんです。どうかすると下ぴったりで上に4mmの隙間が出来たりします。

そうか、下の溝に2mmの薄板を敷いてやれば均等になるわなあ・・・・ってなことを考えていて、ビビッときました。

18mm角の材に直交方向に6mmの深さの溝を掘ると、強度的に頗る不安があります。そう思って図面上で確認したのを思い出したのです。

検討の結果この鏡板が嵌る上下の溝は3mmって事にしていたのです。

忘れてました。こういう事は扉に貼ってある図面にその都度記入しておくのですが、今回は忘れてました。

何という事でしょう。これで鏡板2枚を作り直す必要は無くなりました。作り直すとしたら半日以上の手戻りになるし、何より周りの桟と色が合わなくなる事必定です。出来上がりの見栄えが大きく損なわれることになります。

神様のお恵みがあったとしか思えません。日頃の信仰心の賜物に違いありません。         スンマセン、嘘です。アーメン。

色々ありましたが、何とか本体部材の加工が終わりました。

作業台の上を片付けて、部材群諸君の集合写真です。

左から

1. トップの長手桟2本。

2. 脚というか、縦方向の桟6本。

3. 左ウイングの横桟8本+右ウイングの横桟4本

4. その他の桟 7本

5. 嵌め殺し部の網代を貼った部材2枚

6. 妻手桟11本

7. 扉2枚

8. 左ウイング用棚板4枚+右ウイング用棚板2枚

9. 収納部鏡板2枚。

以上でありまっす!!

ホゾやホゾ穴は規則的であるようで、不規則に変化している部分もあり、間違えずにできたのは奇跡みたいなもんです。

これもひとえに日頃の信仰の・・・・しつこいかしら?

ここまでの進捗状況は多分2/3ぐらいだと思います。ここからは一気に組み上げに入りたいところですが、そうはいかないんです。

まずは右ウイングの仮組未調整。概ねOKです。

続いて左ウイングの仮組み調整。この段階でスムーズに組めないと、本組には入れません。

案の定何か所か微調整がありました。

左右と真ん中の妻手側は既に本組が終わって、目違い払いも終わっています。

長手方向は仮組みまでで、すぐに本組に入る訳ではありません。

一旦分解して先に塗装を済ませます。

組み上げてしまうと、細部の塗装が難しくなるので、パーツの状態で塗装を済ませてから本組に進む予定です。

つづく。

 

 

 

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