木工制作

食卓テーブル大きい方・完結編

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納期が迫ってきて、最後まで残して置いた脚部の組み立てに入ります。

妻手側は1か月以上前に組み上がっていたので、今回は長手側だけの組み上げです。所要時間15分、緊結時間は余裕を見て2時間。簡単です。

塗装に入ります。木固めエースは希釈剤のシンナーの匂いが強いので、1日の最後に塗装し、そのまますぐに工房を閉鎖して帰宅します。

木固めエースを2回塗ったら、仕上げに蜜蝋オイルを塗って仕上がりです。

日曜日の納品なんで、金曜日の完成を予定しています。

手空きの時間を使って、恒例の「おまけ」を作りました。

これはですねえ、座編み椅子の編みのラインが座っているうちに乱れてくるのを、直す道具です。手でやっても良いんですが、何となく便利そうでしょ。2階と3階で取り合いして喧嘩にならない様に、2つ作りました。

 

これは2階の大きい方の食卓用。テーブルのセンターに置いて、大皿料理なんかを置くためのミニテーブルです。これがあれば手元の皿やグラスの置き場所が広く確保できます。チェリーのテーブルに映えるように、なるべく色の白いメイプルで作ってあげました。

このトレーみたいなものは、3階の小さい方のテーブル用です。

甲板下20センチぐらいの位置に渡した、楔固定の長手桟の上に載せて使います。

じつは、桟の内の1本の上部に皮喰いの難点があり、それを隠すためのものです。読みかけの新聞や雑誌などを置いてもらおうっていう思い入れですが、これはおまけとは言えないかもね。

これはですねえ、3階の方の若奥様がキャンドル作家っていうので、相談なしに作った蝋燭置きです。上部の膨らんだ部分のすぐ下を持って移動してねっていう感じです。

こんなことをする必要はなかったんですが、一番下の板はわざと白太と耳の部分を残して置きました。残った材で作ったんだよって感じにしたかったんです。

塗装を済ませて勢ぞろい。

あとは納品を待つだけです。受注から7か月、今回の大型受注はこれをもって無事終了です。

蛇足かもしれませんが納品完了時の写真です。20畳以上ありそうなダイニングに入れると、全然大きくありません。2400x1200でも良かったかもしれません。

ミニテーブルは置いてみると小さすぎて使い物にならない感じでした。作っているとき小さいかなあとは思っていたのですが、これは即刻作り直しですね。

こちらの方はバッチリです。喜んで貰えたようで、良かったです。

おわった~~~、つかれた~~~。

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