カナディアンカヌー

フルサイズカヌー その2

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準備編はつづく・・・。

次は土台になるストロングバックを作ります。これはまあ、簡単です。べニアを所定寸法にカットしてひたすらビス止めするだけです。

縦方向のセンターラインを引いたら、直交する型板を配置するラインを12インチ=1フィート間隔で入れていきます。ラインの数は15本です。

型板をセットする前に重要な作業があります。船首(船尾)部のステム(竜骨)の制作です。

水分と熱を掛けた薄板3枚x2セットを、まずはクランプで締め込んで曲げ癖を付け、1昼夜放置した後1セット3枚づつに接着剤を塗って再度クランプで固定して更に1昼夜放置します。

これを2回繰り返して作業終了。かなりの力業でした。

使った材はチェリー、6.5mmX21mmX950mm3枚を貼り合わせて19mmX21mmのステム材になりますが、堅木なので曲げにくかったです。次に作るときは(そういう機会があればってことよ)4mm厚5枚を1セットにします。

一晩水に漬けて置いた薄板を新加入のソロストーブで煮沸します。カセットコンロでは1時間以上炊いても沸騰しませんでしたが、ソロストーブだと15分ほどで沸騰してきました。買って良かったソロストーブ君って感じです。

バーベキューもできそうだし、いい買い物だったんじゃあないだろうか。

型板はこういう風にセットします。角材のブロックを土台にビス止めし、型板のセンターと土台に引いたセンターラインが合致する位置にビス止めします。この時型板と土台の直角を確認しながら進めます。

1/3模型では角材の直角が狂っていてやり直したので、今回は慎重に確認しながらの進行です。

全ての型板の設置が完了しました。さすがにでかいです。

型板上部のセンターラインが振れないように補助の板材で固定しておきます。

その時トホホなミスをしていることを発見。2の次は3でしょうが!!なんで2-4-3っていう並びになるのよ?はい、やり直してちょうだいな、馬鹿!!

補助材を打つ時、こんな風になっていて、おかしいなって思って気づきました。馬鹿馬鹿しいったらありゃしない。

型板のセットが終わったからって言って、すぐに製作に掛かれる訳じゃあありません。

まだまだ準備することは沢山あります。

 

先ずは24X36X120の角材を使って楔Aを作ります。必要数は30個ですが、作業中に散逸する可能性大なので40個作りました。

こういうL字型の部材も40個製作。

型板を作った時の切り落とし材で作りました。安物のべニアですが、無駄にしないって言うのはきもちいいですね。なんか得した気分だわあ。

左がさっきの楔です。右の小さい楔はストリップ材で作ったもう一つの楔Bです。凸側だけを残してあります。

楔Bはいつものスーパーサーキュラーソー(卓上丸鋸盤)で、マイターBOXを使って作りましたが、切り落とし側がマイターBOXの鋸刃が通る溝に挟まって鋸刃に食い込んで回転を止めてしまい、駆動ベルトとギアの山を破損してしまいました。すぐにメーカーに送って修理。修理代等6500円を請求されました。思わぬ出費でございました。

 

使い方はこんな感じです。型板にL字の部材を固定し、上下に密着させる方向に楔Bを打ち込み、型板に密着させる方向に楔Aを打ち込みます。

L型材の固定は百均のCクランプです。最初2個だけ買ってきて使える事が確認できたので百均4軒をはしごして36個買っておきました。意外に使えたことに驚きました。

1/3模型では船腹を構成する材を仮釘で固定していました。カナダの制作動画ではタッカー留めが多いようですが、いずれも釘穴が残ってしまいます。

1/3模型の写真ですが縦方向に1列に並んだ小さな疵跡が見えますよね。

この疵跡は品位が下がると思ったので、仮釘やタッカーを使わないやり方を選んだ訳です。

もう一つの理由は、型板に釘止めする場合、型板と型板の中間部分(30センチ)の上下の密着が甘くなる恐れがあるっていう理由です。その点でも楔止めは有利に働くだろうという判断をしました。

かくしてこの仮釘はお役御免になってしまいました。家具作りにも使う事は無いだろうしなあ。まだ1000本以上残ってるんだけどなあ。

その間に1/3模型の最後の塗装をしておきます。2月末には滋賀方面に向け出荷します。

 

 

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