組子作品

修行の日々

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お久しぶりです。

こういうものを作っています。

なんというか、鍋敷き、もしくは花瓶敷みたいなものです。

既に15個ぐらいはあちこちに貰われて行ったので、これとあわせて40個近く作ったと思います。

これを作ろうと思って作っている訳ではありません。作りたい模様をどうやったら上手に作れるかを試す、謂わば「練習」に過ぎません。

今練習している模様はこれです。中央の亀甲模様の中にある「花組子」っていう柄です。

去年の4月に伺った「仁田原家具製作所」さんのHPにあった組子の模様で、この模様をやってみたくて組子を始めたって訳です。

他のプロの方のユーチューブやHPを沢山見ましたが、仁田原さん以外では一度も見たことのない組子柄なので、もしかしたら仁田原さん独自の柄なのかもしれません。

HPの納品事例集の中に、この柄を使った4枚組障子があり、満開の花が風に吹かれて散っている模様に何ともいえない感動と興奮を覚え、「組子をやってみよう」と思い立ったわけです。

模様は1.めしべ(黄色い部分)、2.内側の花弁(少しグレーっぽく見える部分)3.外花弁(少し赤身に見えている部分)の3つのパーツで構成されています。

左上の3の外花弁の代わりに分厚い木片が嵌っているのは、1.2を中心側に押し付けながら接着しているところです。こうしないと2番の部材が反発して中心から浮いてしまいます。

仁田原さんではこんなことはしていないと思うんですが、失敗を繰り返した末に現時点での唯一の解決策なのです。

2.3のパーツは鋸で切り込みを入れて曲げていますが、切り込みを入れる場所と切り込みの数、間隔、鋸刃の厚み(0.3ミリか0.5ミリ)の選択のそれぞれについて、何度も試行錯誤を繰り返して、ようやくこれで行けそうっていう感じになってきました。

途中何度も挫けそうになりながら、4か月ほど掛ったでしょうか?

そこからこの鍋敷きで練習を始めて1か月半程で40枚弱作っていますので、バクっと1日1枚のペースですね。地組みを含めてなので、かなり集中的にやらないとその数はこなせません。

40枚でやったことは、まず、3つのパーツの色の組み合わせを変えてみて、最適な組み合わせを探ること。派手な黄色の「ニガキ」、グリーン味のグレー「朴」、「ヒノキ」の赤と白、「杉」と「チェリー」の赤、「一位」の黄褐色などです。

次に鋸の挽き方に習熟して、なるべく均一に挽けるようになること。とりわけ杉の場合は不用意に鋸刃を入れると材の挽き始めが欠けてしまうので、そうならない刃の入れ方に慣れること。

今の状態は自分的には70点(プロ的には0点でしょうね)。ここから5点ずつ2回腕を上げるのは至難の業っていう予感がするので、ここらで本番の制作に掛かろうと思います。

乞うご期待。

あ、この鍋敷き、欲しい人には差し上げますのでコメント欄でその旨仰ってください。無償で送らせていただきます。

 

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