木工制作

停滞?グライダーチェア-4

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制作中のグライダーチェアですが、なかなか進みません。

座面と揺動部を繋ぐ金具の到着を待っていました。6角穴付きボルトと鬼目ナットEタイプ。

部材をこういう金具で連結するのは好きじゃないんですが、この間買った座椅子の次には同じ3文字名前(今度は海外の奴ね)のクッションを使うバージョンを考えているので、その時上部構造を取り換えられるようにって思いましてね。

購入した6角レンチの初仕事になります。 材はメイプルなんで、鬼目ナットの下穴はメーカー推奨の穴径より1mm大きくしました。

6角穴ボルトが通る穴はボルト5mmに対して5.5mmにしました。

座面部分を仮組し、座椅子を置いてみました。傾斜はドンピシャ。OKです。不満点は座面の厚みが15センチもある事。これだと床からの座面の高さは50センチ近くになります。小柄な人だと座りにくいでしょうね。

後は肘掛けができれば完成です。

停滞している理由の1つはこれ。余りの不出来に全て剥ぎ取った加飾部分がようやく形になってきました。1日の作業時間は30~40分なんですが、そのために木工を1時間ほど早く切り上げています。

もう一つはあの難っくき「竹細工」です。網代用の竹ひごを何としても400本仕上げるって決意しました。1.0mm厚から0.1mmずつ透いていくとして、0.25mmまでは7回X500=3500回。100本は途中で失敗するって計算です。本当は失敗するのは200本。中間をとって100本って思っています。大体1時間で最大処理できるのは100本が限界です。薄くなればなるほど時間が掛かるので、ざっと見積もって4000分ってとこでしょうね。 70時間弱ってことになります。 更に幅引きが最低3回、面取り1回が加わって90時間ぐらいが大まかな目安になります。1日6時間として15日フルにやらないとできないんです。

ひご引きだけやってる訳にもいかないので、木工をやりながら1日2~3時間を当てているんで、その分木工の進捗は遅れるって言う訳です。

はああ~~~~。

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