もう1か月ほど前になるんですが、6月の中旬に恒例のタイ旅行に行ってきました。
主な目的地はここ。LAEMTYHABANG GOLF&RESORT っていうゴルフ場です。
BKKのスワナプーン空港から東南東に110キロほど離れた位置にあります。このゴルフコースが私のお気に入りで、現役時代から通算で70ラウンド以上プレーしてきました。
今回も空港からここに直行。付属のホテルに滞在してゆったりとゴルフ三昧でした。
初日と2日目は自主トレーニング、3日目にタイ人の知り合いが合流して真剣勝負。楽しい時間を過ごしました。
写真は3つの9ホールで構成されるこのゴルフ場で、最も難しいとされるCコースの4番ミドル。HC1という難関ホールです。
3日目の朝の散歩の時の物です。6月はタイの一番暑い季節です。いつも込み合っているこのコースも、さすがに客が少なく、この日はCコースはクローズでした。
誰もいないコースを散歩するのは初めてでしたが、新鮮でしたよ。
この時期に咲いている花の中で一番艶やかなのはこの花です。「鳳凰木」、南アジア全域に分布しているようです。インドネシアのゴルフ場のエントランスでこの花を水鉢に浮かべていたのを思い出しました。
マメ科の木で、実はブーメランみたいに大きなものになります。花はオレンジがかった赤。とにかく目立ちます。
これは年中咲いています。現地のキャディーは「リリー」って言ってますが、葉っぱの形や花を見るとハマユウの親戚だと思います。この花を見ると「帰ってきたなー」と感じます。
現役時代には考えもしなかった「観光」にも行きましたよ。
タイ国立博物館!! タイ王室の収蔵品を中心の博物館ですが、仏像系が多いです。
こういう仏像を写してるボクチャンって、イカガナモノナンダロウカ。
この仏像はなんで赤いかっていうと、この上に貼ってあった金箔が剥がれたんですね。
所々に微かに金が残っています。
金の発色をよくするために、下に赤=ベンガラを塗るのは漆加飾の常道です。この程度の事は解るようになってきました。
総螺鈿の仏画。圧倒されます。小品ですが、螺鈿の模様の精密さが尋常ではありません。自分はこういう事が出来るようになるんだろうかと思い、しばし憂鬱になってしまいました。300年ほど前の物らしいんですが・・・・。
寺院の扉です。漆の上に金粉を蒔いて、模様を削り出したものと思えます。技法的にはそれ程高度なものではないと思いますが、模様の精度は抜群です。
今回も楽しい旅でしたが、帰りの飛行機の中で風邪の菌を貰ってきたようで、2週間ほどダウンしてました。アジアの菌は強いようです。
お気をつけあそあせ~~~。