竹工芸

その後のつづき

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はい、編みあがりました。順調に編み上がるのが嬉しくて夢中でやっていて、ふと気づいたら朝の3時半になってました。前の晩の7時から始めたので8時間半編み続けていたことになります。

底からコテ起こしを済ませて2段ほど編んだ状態から、胴編み部分の編みにかかった時間は15~6時間かと思います。

連続した桝形模様が見えています。

これでこの花籠は次回からさほどの苦労なく作れると思います。

使ったヒゴは網代用のヒゴを作り始めた初期のヒゴなので、まだ多少のばらつきがあり、それが全体のバランスに多少の影響を残しているようです。編みながらヒゴの間隔を詰めていくのですが、その時の力加減にもばらつきがあるようです。いくつかの改善点はあるようですが、大方の目途はついたようです。

次回、もう一つ作ってこの花籠は卒業としましょう。

次の課題に掛かります。これは、底が長方形のもの(たとえば文庫=書類なんかを入れて置く蓋つきの箱=やら、手提げ籠など、大きさやバランスの違う作品)を作る基本となる部分です。中央の濃い色のヒゴで囲まれた正方形部分の本数で底全体の大きさを、上下左右に編み増していくヒゴの本数で縦横のバランスを変更します。色違いのヒゴを使っているのは、このヒゴが編みのポイントになり、このヒゴを起点に編み方を変えることによって底から胴部分への連携になる編み替えの目印だからです。

今回は手提げ籠(買い物かごの上品バージョンとお考え下さい)を作ります。この試編みで編み方の確認と、底起こしを練習してから本番に掛かろうと思います。

編み方自体は前回の花籠に比べたら格段に易しい様です。

本編完

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