木工制作

飾り棚・その6

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飾り棚本体部分の部材加工が全て終わりました。今見えているごちゃごちゃの材木群です。

2階の塗装室ではスペースが足りないので、将来の(多分50年後の予定)陳列スペースに養生の捨布を敷いて、柿渋塗り1回目完了です。

今回は思うところあって鉋仕上げだけでサンディングは省略してあります。

サンディング仕上げの場合、塗装1回目は所謂「毛羽起こし」みたいになって、表面にざらつきが出てきます。これはサンディングによる毛羽の可能性大と思っていて、鉋仕上げなら毛羽起こしが出ない可能性があると思って、テスト的にやってみました。

結果は、毛羽起こし、しっかり起きていました。したがって1回目が乾燥したら800番ぐらいで表面を軽く均して2回目に進みます。

右のべニアの上にあるティッシュの残骸は、塗装後、乾かないうちに塗装面を軽くぬぐった残骸です。柿渋の場合、これをやらないと余分な柿渋が残った部分がまだらに濃くなるっていう悲惨な結末になります。

飾り棚はいよいよ佳境に入ってきたので、仕上げに入ります。 右のチェリーの材料群は「欄干」を作るって言いましたよね。

妻手側を試作してみました。幅276mm、天地の材は15mm角、左右の材は12mm角です。試作品を作らないと全体のバランスがわからないので、鬱陶しいけれども必須の作業ですね。左右の柄が外に寄りすぎの様です。 もう少し内側に寄せましょう。

こういう風に設置されます。もう少し華奢な方が良いかもしれませんが、これ以上細くすると加工精度に自信が無いのでこのまま進行します。

妻手側欄干9セットが完成しました。 こいつを塗装しながら長手奥側の欄干を組んでいきます。

ここからは組立てと追加部材制作を並行して進めます。

もう少しで終わりだから最後まで付き合ってね。

PS: その前に小物を作ります。

 

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